PowerBook G4 12inch の軽量化

片付けをしていたら,以前使っていた PowerBook G4(12 inch  1.33 GHz)がみつかったので,モバイル用に使えないか軽量化しようと思いたった.

まずスペック上の重さは,2.09 kg ということからスタート.
(以前,分解したことがあって,そのときに CD ドライブは取り外し済み)
とりあえず,ネットの情報を元に分解し,各パーツの重さを測ってみる.


バッテリ 346 g

キーボード 113 g



トップカバー 148 g


内部のフレーム 58 g


ヒートシンク 50 g




どれも削れない部品なので,2 kg というのは,しょうがない重さなのかと思う.
とりあえず,上に挙げた以外の削れそうなものを削って以下の状態になる.


ささやかな抵抗として,ヒートシンクを替えてみようと試みて,以下のようにチップ用に市販されているやつに替えてみた.
しかし,起動すると,ファンがおそろしく回ってうるさい.
Leopard は厳しかったのかなぁ.とりあえず,top コマンドで見てみると mdworker で Spotlight 関連の仕事をやっているとマズいらしい.

結局,数 グラムをケチるのもバカらしくなってきたので,ヒートシンクを元に戻して,しばらく使ってみることにした.(ルートのディスクを Spotlight の対象から外しておくのは必要らしい)


最終的な軽量化は,
  • 光学ドライブの除去
  • HDD から SSD(CFD 販売の 32 GB のやつ.(CSSD PM32NJ だったかな)に変更
  • スピーカ(3 つあるうちの 1 つ,光学ドライブ付近にある大きめのやつ)の除去
  • モデムの除去
ということになりました.光学ドライブの除去以外は僅かな違いなので,がんばる必要はなかったかも.
SSD については,コンパクトフラッシュを IDE につなげるアダプタを使ってやると,少しは軽量化された.
ただ持っている CF が 133 倍速なので,ちょっとパフォーマンスが気にいらないので SSD に.

最終的な重さ,1809 グラム...
結局 MacBook Air (1360 グラム)の足元にも及ばないか.

これ以上は筐体を替えるとか液晶を替えるとかのレベルでやらないと無理かなぁ.

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