9 月 7 日
この日が観光の最終日.
後悔のないように,これまでで観ていなかったところを廻っておこうと言うことになった.
飛行機は,23:30 なので,夜まで観光する余裕がある.
まずは,日の出のリベンジ.
前回(旅行 3 日目)はバルーンで,今回はアンコールワット越しに見える朝日をみるために,自転車で向かう.
5 時ごろに出発したのだけれど,3 日券は既にきれてしまっていたので,チケットを再びかうところを寄らないといけない.これもあって,朝焼けはちょっとのがしたのかもしれない.ただ,日の出はちゃんとした形でみれたので,早起きしたかいがあった.日の出の時間帯には,かなりの人がアンコール・ワットにいて,賑わっていた.ここでも日本人が多い.
外から朝日を観た後は,アンコール・ワット内をもう一度みることにした.
前のエントリーでも書いたように,観光初日でまわったときにはガイドがいたのだけれど,第一回廊は見逃していた.ここには,来る前から観ようと思っていた壁のレリーフがあって,凄そうな感じだった.
実際に廻ってみると,期待度どおりのもので,ストーリー性がある構成になっている.
ヒンドゥーの逸話や,アンコールワットを建立した王の遠征記など,東西南北の面ごとに話が分かれている.ほとんどカオスな状況で,軍隊で人が入り乱れて戦っていたり,神様が馬車にのっていたりといったものである.
修復中で残念だったのだけれど,ある面は例のアンコール・トムのゲートの欄干にもみられた「乳海攪拌」である.説明の札もあって,神と悪魔が協力して,乳海をかき混ぜて不老不死の薬アムリタを作るという話だそうだ.ナショナルミュージアムでみたところによると,そこで水の生として,天女アプサラ(アンコール遺跡にある踊っている女神)が生まれたという流れらしい.
ちょうど,朝にいったために,誰も見ていない状況で一面を眺めることができたのが得によかった.アンコールワットは朝がオススメですね.
再び,第三回廊にも登っておく.登れるようになるのが,8 時からなので,それまで第一回廊以外のアンコールワット内を廻った.
だいたい満足したので,アンコール・ワット内の横部分にある食堂で朝食.
別行動だった先輩を一応捜してみたが,いないので,バイヨンに行けば合流できるだろうとなって,アンコール・トムももう一度みるため,自転車で移動.
実は,ゲートの上に登ることができて,ゲートの上の塔の顔をもっと間近でみれるということが分かる.
バイヨンでも回廊の壁のレリーフを観ていなかったので,しばらく時間をかけて観る.
アンコール・ワットのものと同様に人や物がびっしりなのだけれど,日常のようすが描かれていたり,船が描かれていたりでちょっと感じが違う.あまり,ヒンドゥの神様とかはあまりないように見えた.さらに,未完成で下書き状態のところもあったりするのも面白いところだった.
アンコール・トムの中では,観ていなかった南クリアンのそばを通ると,男の子 2 人が説明してくれるという.この子にも
・遺跡が壊れているのはポル・ポト政権時のときの内戦のせいだ
・石に穴があいているのは,山から切り出した石を象で運んでくるときのためのものだ.
など,色々と教えてもらえる.
結局,1 日目と同様のルートを廻っているのだけれど,自転車で移動すると,距離感覚とかも分かるし,途中にふらっと寄れるし,なかなかいい.まっすぐなみちで,道も舗装されているので,気分よく走れるところもいい.
ということで,1 日目同様アンコール・トムのあとはタ・プロムに行くことにした.
2 度目にきても,やっぱりタ・プロムが僕のなかでのナンバーワンだった.
今回は初日とは逆向きに入っていったので,ちょっとは新しく来たところな感じ.
見終わったところで,ここでようやく先輩と合流.これだけ広いところでよく合流できたものだなぁと思う.3 人そろったので,タ・プロムの前の食堂で昼食を食べた.
先輩はそれからタ・プロムをみるとのことで,スラ・スランで待ち合わせることにして,また別行動.スラ・スランは池の横につくられた遺跡.これまでのものに比べると遺跡というにはあまりにも狭い感じ.後輩はここから別行動で,まだ観ていないプラサット・クラバンなどを廻ることになった.しばらくそこで先輩を待つことになった.ただ座っていると,横で子供が木にむかって,石とか木の枝とかを投げている.よく見ると何かなっている実をとっているようだ.実に石を当てて取ろうとは,と思っているとうまいこといくつかは取っているようだった.
その後,先輩と合流し,宿に向かう.
戻ったところで,17 時ぐらいなので,まだ少し余裕がある.今度は夕日にリベンジしようと思い,一人で初日に行ったプノン・バケンに向かう.さすがに自転車では間に合わないので,トゥクトゥクで.その時間には,他の 2 人はまたマッサージに行ったそうだ.
結構ギリギリの時間だったので,急ぎめで山を登って頂上の遺跡についた.初日に来たときのように,人でいっぱい.どういう夕日が見られれば正解なのかは分からないけれど,結構キレイな景色はみれたので,それなりに満足できた.
急いで,宿に戻ると,2 人が待っていた.最終日なので,3 部屋中 2 部屋をチェックアウトしてあったので,残りの 1 部屋で支度をして,最後の夕飯へ向かう.
2 日目に行ったレストランに再び行き,食べていなかったものを試してみた.
どれも美味しかったけれど,気になったのは,注文したアモックが,クパル・スピアン(トレッキング)のしたのところでたべたアモックとは違うものであったこと.こちらのアモックがメジャーなものらしいので,あれはなんだったんだろう.結構好きな味だったんだけどなぁ.
夕飯も食べられたし,シェムリアップ空港へ向かう.
最後に,みんなで記念撮影.今回,全体にわたってトゥクトゥクを運転してくれたマニールはよくやってくれたと思う.Trip Advisorなどのサイトでよかったという感想を書いてねってことを頻りに言っていた.書かないといけないなぁと思いつつ,まだやっていない(10月10日現在).英語でなくて,日本語でもいいか.
空港でのチェックインのあと,出国手続きをしたのだけれど,ここで空港使用税を現金で払えということになる.チケットに含まれていると思って,現金に余裕を持たせていなかった..しょうがないので,円で払う羽目になる.それもあまりよくないレートで...
まぁ,そんなこともありつつ,韓国へ出国できたところで,この日は終了し,飛行機泊.
この日が観光の最終日.
後悔のないように,これまでで観ていなかったところを廻っておこうと言うことになった.
飛行機は,23:30 なので,夜まで観光する余裕がある.
まずは,日の出のリベンジ.
前回(旅行 3 日目)はバルーンで,今回はアンコールワット越しに見える朝日をみるために,自転車で向かう.
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空が明るくなりはじめる(赤いのは電灯) |
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アンコール・ワットの堀(写真の右方向が東) |
5 時ごろに出発したのだけれど,3 日券は既にきれてしまっていたので,チケットを再びかうところを寄らないといけない.これもあって,朝焼けはちょっとのがしたのかもしれない.ただ,日の出はちゃんとした形でみれたので,早起きしたかいがあった.日の出の時間帯には,かなりの人がアンコール・ワットにいて,賑わっていた.ここでも日本人が多い.
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徐々に明るくなってくる(夜景モードで撮影) |
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アンコール・ワット越しの朝日 |
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塔の高さまで上がってきたところ |
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入り口の方向(ツアーの人たちは帰っていく) |
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全体 |
外から朝日を観た後は,アンコール・ワット内をもう一度みることにした.
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朝のアンコール・ワットはガラガラ |
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朝日を受ける図書館 |
前のエントリーでも書いたように,観光初日でまわったときにはガイドがいたのだけれど,第一回廊は見逃していた.ここには,来る前から観ようと思っていた壁のレリーフがあって,凄そうな感じだった.
実際に廻ってみると,期待度どおりのもので,ストーリー性がある構成になっている.
ヒンドゥーの逸話や,アンコールワットを建立した王の遠征記など,東西南北の面ごとに話が分かれている.ほとんどカオスな状況で,軍隊で人が入り乱れて戦っていたり,神様が馬車にのっていたりといったものである.
修復中で残念だったのだけれど,ある面は例のアンコール・トムのゲートの欄干にもみられた「乳海攪拌」である.説明の札もあって,神と悪魔が協力して,乳海をかき混ぜて不老不死の薬アムリタを作るという話だそうだ.ナショナルミュージアムでみたところによると,そこで水の生として,天女アプサラ(アンコール遺跡にある踊っている女神)が生まれたという流れらしい.
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乳海攪拌 |
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壁一面で綱引きが続く |
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第一回廊 |
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戦闘のようす. |
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ガルーダ |
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阿修羅 |
ちょうど,朝にいったために,誰も見ていない状況で一面を眺めることができたのが得によかった.アンコールワットは朝がオススメですね.
再び,第三回廊にも登っておく.登れるようになるのが,8 時からなので,それまで第一回廊以外のアンコールワット内を廻った.
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ナーガのしたで瞑想するブッダ |
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遺跡内にサルがいた |
だいたい満足したので,アンコール・ワット内の横部分にある食堂で朝食.
別行動だった先輩を一応捜してみたが,いないので,バイヨンに行けば合流できるだろうとなって,アンコール・トムももう一度みるため,自転車で移動.
実は,ゲートの上に登ることができて,ゲートの上の塔の顔をもっと間近でみれるということが分かる.
バイヨンでも回廊の壁のレリーフを観ていなかったので,しばらく時間をかけて観る.
アンコール・ワットのものと同様に人や物がびっしりなのだけれど,日常のようすが描かれていたり,船が描かれていたりでちょっと感じが違う.あまり,ヒンドゥの神様とかはあまりないように見えた.さらに,未完成で下書き状態のところもあったりするのも面白いところだった.
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バイヨンの回廊 |
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下書き状態で未完成の部分がかなりある |
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バイヨン |
アンコール・トムの中では,観ていなかった南クリアンのそばを通ると,男の子 2 人が説明してくれるという.この子にも
・遺跡が壊れているのはポル・ポト政権時のときの内戦のせいだ
・石に穴があいているのは,山から切り出した石を象で運んでくるときのためのものだ.
など,色々と教えてもらえる.
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南クリアン |
ということで,1 日目同様アンコール・トムのあとはタ・プロムに行くことにした.
2 度目にきても,やっぱりタ・プロムが僕のなかでのナンバーワンだった.
今回は初日とは逆向きに入っていったので,ちょっとは新しく来たところな感じ.
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樹が塔の上を這って伸びる |
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別の樹 |
見終わったところで,ここでようやく先輩と合流.これだけ広いところでよく合流できたものだなぁと思う.3 人そろったので,タ・プロムの前の食堂で昼食を食べた.
先輩はそれからタ・プロムをみるとのことで,スラ・スランで待ち合わせることにして,また別行動.スラ・スランは池の横につくられた遺跡.これまでのものに比べると遺跡というにはあまりにも狭い感じ.後輩はここから別行動で,まだ観ていないプラサット・クラバンなどを廻ることになった.しばらくそこで先輩を待つことになった.ただ座っていると,横で子供が木にむかって,石とか木の枝とかを投げている.よく見ると何かなっている実をとっているようだ.実に石を当てて取ろうとは,と思っているとうまいこといくつかは取っているようだった.
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スラ・スラン |
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観光客なのに池に飛び込む人もいた |
戻ったところで,17 時ぐらいなので,まだ少し余裕がある.今度は夕日にリベンジしようと思い,一人で初日に行ったプノン・バケンに向かう.さすがに自転車では間に合わないので,トゥクトゥクで.その時間には,他の 2 人はまたマッサージに行ったそうだ.
結構ギリギリの時間だったので,急ぎめで山を登って頂上の遺跡についた.初日に来たときのように,人でいっぱい.どういう夕日が見られれば正解なのかは分からないけれど,結構キレイな景色はみれたので,それなりに満足できた.
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雲がすごい |
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雲に隠れる太陽 |
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赤い夕焼け |
急いで,宿に戻ると,2 人が待っていた.最終日なので,3 部屋中 2 部屋をチェックアウトしてあったので,残りの 1 部屋で支度をして,最後の夕飯へ向かう.
2 日目に行ったレストランに再び行き,食べていなかったものを試してみた.
どれも美味しかったけれど,気になったのは,注文したアモックが,クパル・スピアン(トレッキング)のしたのところでたべたアモックとは違うものであったこと.こちらのアモックがメジャーなものらしいので,あれはなんだったんだろう.結構好きな味だったんだけどなぁ.
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最後の夕飯 |
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アモック |
夕飯も食べられたし,シェムリアップ空港へ向かう.
最後に,みんなで記念撮影.今回,全体にわたってトゥクトゥクを運転してくれたマニールはよくやってくれたと思う.Trip Advisorなどのサイトでよかったという感想を書いてねってことを頻りに言っていた.書かないといけないなぁと思いつつ,まだやっていない(10月10日現在).英語でなくて,日本語でもいいか.
空港でのチェックインのあと,出国手続きをしたのだけれど,ここで空港使用税を現金で払えということになる.チケットに含まれていると思って,現金に余裕を持たせていなかった..しょうがないので,円で払う羽目になる.それもあまりよくないレートで...
まぁ,そんなこともありつつ,韓国へ出国できたところで,この日は終了し,飛行機泊.
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