固定ローラーの固定方式

自転車のトレーニングに固定ローラーを使っている.色々なメーカーが出しているのだけれど,今使っているのは Tacx というメーカーの Sirius というモデルのもの.

2012 年 5 月から使っていて,それほど問題はなかったんだけど,最近タバタトレーニングという高負荷の練習をしはじめて,気付いたことがある.
まず,タバタトレーニングを一応説明すると,「ギリギリいける強度で 20 秒 + 休憩 10 秒」を 1 セットとして,8 セット繰り返すというトレーニング(詳しくは,最近タバタ先生が出した本を読んでください).

色々なところで紹介されているので詳細を省くけれど,ギリギリいける強度ってときにはケイデンス 130 回転ぐらいで漕がないといけない.それで,僕レベルだと,三本ローラーではなくて固定ローラーじゃないと恐いので Sirius を使ってやりはじめた.

高回転にすると,当然のことだけれど振動・音ともにヒドくなる.これはどのローラーでも同じだと思う.ただ,Sirius が問題なのは,振動によって,後輪の固定レバーが緩んできて,場合によっては外れてしまう.写真で見ると明らかで,Sirius の固定レバーは,以下のようになっている.


上が固定したところで,下が固定を解いて車輪を外すときのレバーの位置.斜めに溝が切ってあって,そこをスライドするだけなので,固定といってもガッチリ止まるわけじゃない.これは問題なんじゃないかなぁ.実は,Tacx の固定ローラーはこのタイプのものが多くて,上のグレードでも同様の問題がありそう.
ちなみに,他の有名メーカーのものを調べてみると,以下のようになっている.

Elite Minoura Cycleops
まず,Elite と Minoura は上下方向のレバーなので,徐々に緩むっていうのはなさそう(予想なので,実際は分からないが).Cycleops は Tacx と似ているのだけれど,端に固定用の溝がありそう.

まぁ,ペダリングがヘタで振動がヒドくなるという面は大きくあるので,大声で文句言えるわけではないが,他のメーカーのはもうちょっとましっぽいので,Tacx にはなんとか考えてほしいなぁと思った.
あと,次買うとしたら,こういう点も注意して選ぶことにしよう.

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