ロードバイクのフロントシングル化

ロードバイクのチェーンリングには,なんか満足が行くものがなくて,楕円リングなど色々試してみている(続・続 Doval Chainring).

今回は流行りの兆しが見えているフロントのシングル化に挑戦してみた.


以前から考えていたのだけれど,フロントが 2 枚あったときに,前後の組合せで近いギア比があってなんか無駄な気がしていた.フロントシングル化で今回考えたのは以下のとおり.
  • 費用をかけずに無駄を無くしたい
  • フロントディレイラーの調整を省略したい(雑な調整で擦れる音が気になる)
  • 軽量化はそれほど考えていない
  • 掃除などが楽になったらいいな
  • MTB の混成にするのが不安
参考にしたのは,iwan さんの記事.中華カーボンの記事など(まだ買ってみたことはないけど)いつも参考にさせてもらっているのだけれど,今回は Wolftooth というフロントシングル用のが記事から分かった.その記事では,Tanpan という Wolftooth の(かなりチャレンジングな)パーツを使って MTB のリアディレイラーをロード STI 引こうというのが主眼にあるようだった.

2017 年 1 月の時点だったら,確かにその構成になるのかもしれないけれど,今となっては シマノが Ultegra の RD-R8000-GS で 34T までに対応してくれている.そうすれば,STI はそのままに MTB 要素を入れる必要なくフロントシングルが実現できる.

ということで揃えたのは以下のパーツ.

Wolftooth Asymmetric 110mm
RD-R8000-GS
CS-HG800-11 11-34T














Wolftooth では,6800 の 4 アーム用のリングを出してくれているので,それを選択すればよい.特徴としては,シングルで落ちないようにナローワイド(チェーンに合わせて大小の歯が交互に配置されている)になっていること.歯数としては,50 〜 36T で 2 T 刻みに用意されているので選びやすい.今回は,以下の表をもとに,46 T にしてみた.


シングル化する前は,前 50-34T,後 11-25T や 11-28T を使っていたので,それに近いのをと思って 46T にした.都内だとアウターしか使わなかったし絶対にこれで問題ない.ただ激坂用の前 34 後 28T にしたときのギア比を用意できないので,追々考えていこうかなぁと.

リアディレイラーは忘れずにミドルアームの GS にしないといけない.カセットは Ultegra のシリーズ外だけど 34T がある HG800 にする.

取り付けると下のようなかんじ.


Ultegra グレードなので変速の調整も簡単で満足だし,RD-8000 で導入されたシャドーデザインもいいかんじ.ホイールの交換するときの具合がちょっと違って最初はちょっととまどったけど,慣れていけそう.
フロントディレイラーがなくなると,すっきりしていいかんじになった.

気になるかかった費用は 26,000円ぐらい.Wolftooth でボルトも買ってしまったけど(2,000円ぐらい),別にこれは普通のボルトでもよかったかな.
また,気になる人もいるかもしれない重量は,以下のとおり.
  • シングル化後:RD 207g + Wolftooth 34g + カセット 339g = 580g
  • シングル化前:FD 105g + RD 200g + チェーンリング 155g + カセット 295g = 755g

軽量化のためにやるようなものではないのかな.

坂でギアが足りないのが心配だったので,ヤビツ峠に行ってみた.


気のせいかもしれないけれど,チェーンをリングがしっかり噛んで引っぱっているかんじがして,剛性が上がったように感じた.また,チェーン落ちが心配な状況になることは全くなかった.

暑すぎるので,タイムは全く参考にならないけれど,鳥居すぎの直登ではなんとかギアは足りるぐらいかなぁというかんじだった.念のため,激坂に備えて 40 T の Wolftooth を追加で注文しておいた.直販で国際郵便でも 50ドル以上で無料配送なのがよい.ちなみに,初めの注文は 10 日ぐらいで届いた.


まとめると,R8000 のおかげで,ロード構成のままでフロントシングル化して全く問題なさそう.これまでのカセットが使えるのも,ローラー用とかのカセットを考えるとかなりの利点かなぁと思った.
今後,何か気付いたことがあったら,また記事にする予定.

[2018/10/13]
1 シーズン使ってみた感想を追加.(続・フロントシングル

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